【Stamp:025】島原市(長崎県)
皆さんこんにちは。ぽんずです。
九州北部シリーズも終盤です。ここからしばらく、長崎県が続きます。
累計25個目のStampは、長崎県の島原市です。もちろん、長崎県のStampは初めてです!
島原市について
島原市は、長崎県の南東部にある島原半島にあります。島原半島は島原市、雲仙市、南島原市の3つから成り、島原市は北東部に位置します。
島原半島の中央には、平成新山や普賢岳をはじめとした20以上の山々からなる「雲仙岳」がそびえ立ちます。1990年代の火山活動により平成新山が誕生し、長崎県最高峰の山となりました。
島原市の中心部は島原湾に面した海沿いのエリアになります。諫早市から雲仙市を通り島原市まで、私鉄「島原鉄道」が通っています。
島原市は有明海(島原湾)に面しているため、フェリーを通じて対岸の熊本県や福岡県との交流も盛んにおこなわれています。
島原守護神 しまばらん
島原市では、ゆるキャラ「島原守護神しまばらん」が島原市をアピールしています。しまばらんは、妖怪ウォッチの作者であり島原市出身の小西紀之氏によってデザインされました。
江戸時代に島原藩に安全と繁栄をもたらしていたしまばらんは、現代の人口が減り元気のない島原市を見てヤキモキし、再びふるさとに舞い降りてきたそうです。
話題性のある妖怪ウォッチ作者とコラボし、可愛らしく、かつ島原市の特徴を取り入れた非常に人気のあるゆるキャラに仕上がっています。
市庁舎について
島原市役所は、島原城跡なども残る、島原鉄道島原駅の近くに位置します。
市役所へは、2016年の8月に訪問しています。Top画像に映っている建物が「本館」、その裏側に「新館」があります。
本館は1952年、新館は1971年に建設されています。そのため、特に本館の建物はかなり古く、老朽化を感じます。
そのため、10年近く前より新庁舎建設にかかわる懇話会や委員会が設置され、議論されてきました。現在Googleマップで確認するとTop画像に映る本館は解体され、新館のみ残されています。そしてついに、今年の4月より新庁舎の建設が始まっているようです。
市役所HPによると、現在基礎工事などを行っています。ただ、インターネットで検索しても、明確な新庁舎完成予想図が出てきません…。市役所HPの情報も少なく、詳細はイマイチわかりません。
島原市の観光名所
島原半島の北東部に位置する島原市は、海は有明海、山は普賢岳と、非常に自然豊かで歴史のある街です。
そのなかでも、実際に私ぽんずが訪問した「島原城跡」と「平成新山」をご紹介します。
島原城跡
「島原城跡」は、島原駅や島原市役所などがある島原市の中心部に位置します。
当時の島原城は、1624年に完成しました。その後は重税やキリシタン迫害に対する「島原の乱」などを経験し、明治以降に廃城令により取り壊されました。
現在は、堀や石垣が遺構として残っています。また、天守や櫓が再建されています。「長崎県指定史跡」や「日本100名城」に選定されています。
天守は青空にまっすぐ伸びていくような形をしており、白く美しいです。ただ、天守すぐ下がアスファルトの駐車場になっているのは少し残念です。
雲仙岳 平成新山
20を超える山々からなる雲仙岳の中で、最も標高が高いのが「平成新山」です。島原市の記事でご紹介していますが、山頂の住所は雲仙市でしょうか…?
平成新山の標高は1,483mで、長崎県最高峰です。1990年から1995年の噴火により誕生し、まだかなり新しい山です。山頂付近が緑色ではなく灰色なのは、そのためでしょうか?
写真の展望地へは、「雲仙ロープウェイ」で山を登った上にあります。雄大な平成新山を真近で眺めることができます。訪問時は非常に天気も良く、よく映えていました。
最後に、雲仙から島原湾を眺めます。下の市街地は、南島原市~島原市になります。山と海、一度に楽しむことができます。
島原市~雲仙エリアには半日しか滞在しませんでしたが、非常に充実した時間となりました。
それではまた_(:3」∠)_