【Column:007】篠山市は「丹波篠山市」へ!
皆さんこんにちは。ぽんずです。
昨日、兵庫県篠山市の「丹波篠山市への市名変更」をかけた住民投票についてご紹介しました。市名変更や住民投票に至った経緯などは、下記記事にてまとめてあります。
そしてその日の夜、住民投票の開票が行われました。
その結果は・・・・・
・賛成・・・13646 票
・反対・・・10518 票
※無効票は除く
この通り、賛成多数により「丹波篠山市への市名変更」が決定しました!
市民の市名変更に対する興味
篠山市の条例により、住民投票の投票率が50%に満たない場合、その投票は無効となることが定められています。住民投票が行われる前は、その最低ラインの50%を超えることができるのかを心配する声が一部であがっていました。
篠山市の人口が約4万人。そのうち投票日の有権者数が35,005人。実際に投票を行った人は24,430人。投票率は69.79%という結果になりました。
蓋を開けてみると、有権者のおよそ7割の人が市名変更に対して何らかの意見を持ち投票を行ったことになります。直近(平成23年2月)の篠山市長選の投票率は48.45%でしたので、今回の住民投票に対する興味の大きさがうかがえます。
"市名変更騒動"の効果は絶大⁈
篠山市は、丹波篠山市へ市名を変更した場合の経済効果を52億円以上と試算しています。そこへさらに加わることとなったのが、市名変更騒動による知名度アップ効果です。
篠山市の市名変更に関する情報は、全国ニュースでも度々取り上げられました。丹波の黒豆が…とかささやま市が…とか、皆さんも一度は耳にしたのではないでしょうか。そしてさらに、昨日の市名変更確定のニュースはYahoo!JapanのTopニュースにも掲載されていました。
今回の件での知名度アップは、丹波ブランド、篠山ブランドのさらなる飛躍に確実に繋がるのではないでしょうか。
篠山市の今後
篠山市は、2019年5月の元号変更に合わせて「丹波篠山市」への市名変更を実施するとしています。住民投票と同時に行われた出直し市長選では、酒井前市長が再選を果たしました。市名変更推進派だった酒井市長のもと、市名変更を迎えることになります。
今後、市名変更に伴う看板の更新や広報活動などで、多くの費用の発生が予想されます。篠山市はその費用を約6,550万円と見込んでいます。ところが、昨年ある匿名の人物により、ふるさと納税制度を通し1億円もの寄付がありました。これは、市の費用試算額を大きく上回る額です。この寄付を最大限有効に使いつつ、篠山市が「丹波篠山市」としてさらなる発展を遂げていくことを、私ぽんずも願っています。
来年の5月が待ち遠しいですね。
それではまた_(:3」∠)_